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身体がかったるい。どうしたらいいの?

  • 作成日: 2023-06-14
  • 更新日: 2023-12-24
  • カテゴリ: 生活

身体がかったるい

今は2023年6月。
気温が上がり始め台風が行ったり来たり。
蒸し暑さが加わってじんわりと汗ばむ肌。
私は今日も椅子に座りブログを書いている。

暑くなってきたせいで気温の変化に身体が付いていかない。
結果、だるい。すごいだるい。

だがだるさには病気の前兆も現れることがあるという。
怖い。

だるさは何が原因?

考えらえる原因は以下の通りだ。

  • 体調不良
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 運動不足

うーん、あげればキリがない!
いったいどれが原因なんですか?
よ! 自分の身体、よ!
どれが原因なんだい!

と聞いたところでわかるわけもなし。。。

体調不良

季節の移り変わりは体調不良になりやすい。
これの原因は自律神経の乱れと考えられている。
季節の変わり目では気圧の変化で耳の奥にある三半規管や前庭などの器官が狂ってくる。
そうすると体調が崩れる。
ちなみに三半規管は身体の位置と動き、前庭は重力と加速度を感じる器官だ。

つまり気圧である。
気圧の変化によって体の各器官の調子がおかしくなる。
台風など近づいていればなおさらである。

それによって体調が変化し「なんか前と体調が違うな?」ということが起こる。
気圧を何とかしなければいけない。

気圧

気圧とは空気による圧力のことである。
人間を含めあらゆるオブジェクトは全方位からの気圧の影響を受けている。
気圧によってなぜ我々が潰れないのかと言うと、我々が内側から気圧を押し返しているためである。

たとえばポテトチップスの袋を考える。
平野では普通の気圧だが山の上などに行くと気圧が低くなる。
そうするとポテトチップスの外側から押す圧力が減り、内側から押す力が比較して大きくなるためポテトチップスの袋は大きくなる。

つまり人間も外の気圧が下がると体の中の押し返す力が外の気圧に比べて大きくなるわけである。

人間は気圧の変化をどこで感知しているのかと言うと内耳(ないじ)という耳の奥にある器官で感じている。

自律神経

自律神経には

  • 交感神経(興奮状態)
  • 副交感神経(鎮静状態)

の2つがある。
気圧が下がると外からの圧力が減って血管が広がる。
自律神経が機能し交感神経によってその血管は収縮する。
気圧が上がる場合はその逆で副交感神経が作用する。つまり収縮した血管を広げる。

自律神経が狂っているとこの調整が行われず体調不良の原因になる。

耳たぶ体操

自律神経を整えるストレッチ。

両耳の耳たぶを軽く横に引っ張り10秒ぐらいしたら話す。
これを2回やる。

両耳の耳たぶを前後斜めに3回ほど回す。

睡眠不足

睡眠が不足すると中枢神経機能の低下が起こる。
これによって倦怠感、眠気、居眠り、集中困難、注意力低下、遂行能力の低下、イライラ、落ち込み、焦りなどが起きる。

脳というのは睡眠によって疲れを取る。
だから睡眠が足りていないと疲れが残り後日の仕事に悪影響が出る。

睡眠リズムが崩れると睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が低下し、寝つきが悪くなり身体の疲労がうまく回復されなくなる。
この結果、翌日には「だるい身体」が出来上がる。

成人の場合は個人差はあるが最低でも6~7時間の睡眠は欲しいところである。

食生活の乱れ

食生活が乱れて食べ物の消火や吸収がうまく行えなくなると、体が栄養不足の状態になる。
そうすると「疲れ」や「だるさ」が生じることになる。

胃腸は使っていないと「動かなくていいんだ」と勘違いし働かなくなる。
だから朝抜いたりすると胃腸が働かずに体の不調につながることがある。

  • よく噛んで食べること
  • 1日3食をキープすること

これが大事である。

運動不足

運動不足は実は疲れに繋がる。
運動していないと逆に身体が疲れてしまうのだ。

だから適度な運動をすることでこの疲れを取り除くことが肝心である。

また運動後は積極的休息(アクティブレスト)を呼ばれるクールダウンや軽いストレッチを行うのが効果的であると言われている。
運動選手がトレーニングの後にやっているあれであるが、ちゃんと意味があるのである。

目安としては1日15~20分の有酸素運動が効果的であると言われている。