メタバースとブロックチェーンの関係【The Sandbox】

421, 2022-03-01

目次

メタバースとブロックチェーンの関係

さいきんWebを賑わしているものに「メタバース」というものがあります。
メタバースはパソコンやインターネットを通じて体験できる「仮想現実」のことを言います。

ビットコインなどの暗号通貨も話題になっています。
暗号通貨には「ブロックチェーン」と言われる技術が使われています。

メタバースとブロックチェーン(または仮想通貨)は関連していると語られることもあります。
実際、どうなのでしょうか?

結論から言うとメタバースとブロックチェーンは別個のサービスと技術になります。
基本的に関連はありませんが、メタバースなコンテンツを作る場合にブロックチェーンが利用されることがあります。

具体的に解説していきます。

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メタバースとは?

メタバースとは造語です。
meta(超)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、1992年の小説「スノウ・クラッシュ」が初出と言われています。
メタバースとは仮想現実を表していますが、仮想現実サービス(ゲームなど)が増えるにつれてこの用語が使われるようになりました。

メタバースは仮想現実を表していますが、この仮想現実とはどういうものでしょうか?
これはインターネット技術とCG技術を使ったゲームのようなものです(またはゲームです)。

メタバースの参加者はパソコンやVRヘッドセットを使ってゲームを起動します。
そしてそのゲームの世界に没入していわゆる「2つ目の現実」をプレイします。

メタバースの世界では他のユーザーと交流したり、イベントに参加して遊んだり、企業の商品を買ったりすることができます。

Meta(元Facebook)やナイキ、任天堂、マイクロソフトなどの大企業もこのメタバースに投資をしています。

メタバースな作品

メタバースの歴史は意外に古く、20年以上の歴史があります。
1997年に「ウルティマオンライン」というオンラインゲームが流行りました。
このゲームが発売された当時はメタバースという用語はまだ浸透していませんでした。
しかしこのゲームもメタバースの一種と言われています。

2006年には「Second Life(セカンド・ライフ)」というゲームが発売されました。
このSecond Lifeはまさにメタバースという感じのゲームです。
人々が仮想現実で交流してプレイをして、思い出を作ります。
しかしあまり流行りませんでした。

最近ではMeta社の「Horizon Worlds(ホライゾン・ワールド)」が注目されています。
これはMetaが注力しているタイトルの1つです。
ザ・メタバースという感じで、ユーザーは仮想現実に没入してあらたな現実世界を生きることになるかもしれません。

また最近は「The Sandbox(サンドボックス)」というゲームもメタバースなゲームとして有名です。
これはブロックチェーン技術を使ったゲームでメタバースとブロックチェーンの複合ゲームと言えます。

メタバースは既存のオンラインゲームと何が違うのか?

メタバースというジャンルの作品やサービスは過去にも無数に存在しました。
日本でも「FF14」や「あつまれ どうぶつの森」などのゲームが有名です。

これらのオンラインゲームとメタバースの違いはというと、ここに明確な違いはありません。
違いと言えば技術の違いです。

技術が進歩したことで今時のメタバースではVRヘッドセットを使ったりもします。
「Horizon Worlds」などはこれの典型です。

あるいはブロックチェーン技術を取り入れて、メタバース世界で仮想通貨を使った経済活動を行えるようにしているものもあります。
これは「The Sandbox」などがそうです。

「メタバース」と言うワードが耳に新しいわけですが、じっさいには既存のオンラインゲームとそれほど大差はないことがわかるかと思います。

なぜ大企業がメタバースに投資しているのか?

Meta(元Facebook)をはじめとしてメタバースに多額のお金を投資している企業は多くなってきました。
なぜこれほどまでメタバースは注目されているのでしょうか?
これの理由は、技術の成熟があげられます。

たとえば「Second Life」はまさにメタバースな世界でしたが、流行りませんでした。
これは当時に実現できるCGのクオリティが低く、また仮想現実で出来ることも少なかったため没入感がそれほど得られなかったためです。
ようするにそれほど面白くなかったわけですね。

しかし最近のCG技術やVRなどハードの進化に加えて、ブロックチェーンを使った経済活動も取り入れることができるようになったため、没入度が圧倒的に深くなりました。
そのためユーザーが増えると見て企業が投資をはじめているわけですね。

じっさい、メタバースである「The Sandbox」は月間アクティブユーザー数(接続しているユーザー数)が最大100万人にまで成長しています。
この数字は社会的なブームを起こした「ポケモンGO」が最大アクティブユーザー数が411万人ほどでしたので、これと比べるとどの程度かわかると思います。

メタバースは流行るのか?

メタバース自体は既存の技術の集まりです。
で、企業などは流行らそうとしているわけです。
そのほうがビジネスになるからですね。

メタバースがじっさいに流行るかはまだわかりません。
流行らない」と否定的に見る人も多いです。
そう言う人は「Second Life」を例に挙げることが多いです。

私の感覚としては、流行るとしてももう少し時間がかかるんじゃないかなーと言う感じです。
VRもそれほど流行っていませんし、パソコンよりスマホを持っている人のほうが多いのが現状です。

オンラインゲームなどのメタバース自体はゲーム企業が発売していますが、売り上げはほどほどです。
そう考えるとメタバースの優位性を考えた場合、これといったものは見つかりません。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは暗号通貨「ビットコイン」を実現するために生まれた技術です。
分散台帳とも呼ばれ、P2Pネットワークと分散データベースが特徴です。

これは複数のパソコン(ノード)がP2Pという通信で繋がって巨大なネットワークを構築し、各ノードがデータベースを持って同期するという感じの技術です。
データベースには「ブロック」というビットコインの取引履歴を保存したデータが書き込まれます。
このブロックがチェーンのように繋がっていることからブロックチェーンと呼ばれています。

データベースが分散しているので障害に強く、またブロックは削除・変更ができません。
そのため改ざんが困難です。
またデータベースのデータは誰でも見ることができるため透明性がありパブリックです。

ビットコインの取引ではこのブロックチェーンに取引履歴が保存されます。
そのためビットコインの履歴はだれでも見ることが可能です。

メタバースとブロックチェーンの関係

先ほども書いた通り、メタバースとブロックチェーンは基本的に別々の技術です。
メタバースは仮想現実(ゲーム)で、ブロックチェーンは暗号通貨の技術です。

しかしメタバースからブロックチェーンを使っている作品はあります。
これの代表例が「The Sandbox」というゲームです。

The SandboxとNFT

The Sandbox」では↓のアクションが行えます。

  • LANDの所有

  • アイテムのデザイン

  • ゲーム開発と公開

LAND」というのは「NFT」で販売できるゲーム内の土地のことを言います。

NFTとは、「非代替性トークン」と呼ばれるもので、これもブロックチェーンを使っています。
NFTを使うとデジタルアートの唯一性などを証明できるようになります。
そのためデジタルなアートをNFTにして販売しているアーティストも最近急増しています。

ゲームのLANDはOpenseaなどのNFT販売サイトで高値で取引されています。
ゲーム内の土地を所有することでいろいろなメリットが受けられるからです。

たとえば「ゲームの開発と公開」では、ユーザーがゲーム内ゲームを作成できます。
これを公開するにはLANDが必要です。
持っていない場合はレンタルする必要があり、その場合はLANDの所有者にレンタル料(仮想通貨)を払います。

ゲーム内ゲームはユーザーから参加料を取ることができるので、それで利益を上げられます。
このようにLANDを持ってることでさまざまな恩恵を受けられます。
ビットコインは現実の通貨と交換できるわけなので、ゲームでお金儲けができるわけです。

「アイテムのデザイン」も作ったアイテムをNFTとして販売可能です。
デザインに自信がある人は売れるアイテムを作れば儲けることが出来るという寸法です。

メタバースとブロックチェーンのこれから

メタバースとブロックチェーンは別々の技術ですが、メタバースからブロックチェーンを取り入れることが可能です。
この組み合わせがこの先どれほど普通になっていくか注目したいところです。

「The Sandbox」はゲームとしては商業的成功を収めていると言っていいですが、あとはこのゲームがどれほど市民権を得られるかでしょう。
このゲームが社会に浸透することがあれば、メタバースとブロックチェーンの組み合わせはこれから爆発的に増えていくかもしれません。

メタバースもブロックチェーンも比較的に新しい技術です。
ブロックチェーンは仮想通貨と関連があるので、仮想通貨がこれからも人気になっていけばブロックチェーンが廃れることも無いでしょう。

これらのジャンル・技術には多くの人が注目しているのでこれから目が離せないというところです。

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