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独学してプログラマーになるには?元独学Webエンジニアが解説

独学してプログラマーになる方法

プログラミングを独学してWebエンジニアになった経験のある私(現ブロガー)が考えます。
独学してプログラマーになるにはどうしたらいいのか?

ということですが、結論は

  • 正社員雇用を目指す
  • バイトから始める
  • クラウドソーシングで滑り込む

になります。
具体的にこれらについて考えていきます。

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独学してプログラマーになるにはどうしたら?

プログラミングを独学してプログラマーになるにはどうしたらいいのでしょうか?
プログラマーになるにはプログラミングのスキルが必須です。
ですのである程度プログラミングのスキルを身に付けたら自分を売り込んでいく必要があります。

まだ学生の人は新卒切符を有効に使いましょう。
企業は新卒を率先して採用しています。

すでに社会人の人は自分の職歴を使って転職しましょう。
職歴がしっかりしていれば採用してくれる企業もあるはずです。
ただしある程度のプログラミングのスキルは必須です。

職歴もない、学歴もないという人はとにかくプログラミングのスキルを身に付けましょう。
そしてクラウドソーシングなどを入り口にしてフリーランスを目指しましょう。

ある程度のスキルを身に付ける必要がある

ある程度のスキルはどの程度のスキルでしょうか?
これはなかなか難しい話です。

私が採用者だったら……うーん、そうですね。
最低でもファイル入出力ぐらいは何も見ないで出来るようになっててほしいですね。

  • 最低でもファイル入出力はマスター

実務ではファイル入出力より高度なことをもちろんやるんですけどね。
でもファイル入出力は基礎の基礎なので、これができないというのはプロとしてはかなりレベルが低いです。

欲を言うとMySQLやMariaDBなどのデータベースとデータベース操作ぐらいは経験していて欲しいです。
コードでデータベースを操作する体験を持っていて欲しいですね。

  • 欲を言えばデータベース操作が出来ていて欲しい

実務ではデータベースを使うことが多いと思うので、データベースの使い方がわからないとなると溜息をつかれることもあるかもしれません。

目安は3年ぐらい

学習期間の目安としては3年ぐらいです。
3年というと基礎を固めて応用まで手が届く期間です。

  • 目安は3年ぐらい

これぐらいみっちりプログラミングをやれば初心者と言っても上級初心者です。
ですので自分の持っているスキルをPRすれば面接官の反応も良くなると思います。

若いor職歴があるなら正社員雇用を目指そう

まだ若くて学生なら新卒切符を有効に使いましょう。
新卒切符はすごい武器です。
印籠みたいなものです。

「自分はピチピチの新社会人ですけど何かぁ!?」

という威勢も「かわいいねぇ」と言われるぐらい魅力的な切符です。
ですので学生の人は新卒切符を使ってIT企業に内定をもらってください。

  • 学生は新卒切符を大事に使おう

すでに社会人で職歴があるという人は、その職歴が武器になります。
面接では前の職場での経験をPRしましょう。
そしてそれにプラス、プログラミングのスキルを。

バイトから始めよう

まともな職歴がない、学歴もないという人はバイト採用を目指しましょう。
バイトから入り込んで正社員雇用を目指すというのもありと言えばありですよね。

企業が使える人間だと判断すれば社員雇用をしてくれる可能性もあります。

クラウドソーシングで滑り込もう

バイトも受からないとなったらクラウドソーシングです。
クラウドソーシングなら職歴も学歴も必要ありません。

プログラミングのスキルを使ってソフトウェアを開発して納品しましょう。
実績を重ねれば企業からも熱視線を得られるようになるでしょう。

  • 実績を重ねれば評価してくれる人も出てくる

実際私はクラウドソーシングからWebエンジニアになりました(今はブロガー)。
プログラミングでソフトウェアを作っていたら企業とも契約できるようになったんですね。

IT企業は人手不足?その真相は?

IT企業は人手不足」という話をよく聞くと思います。
これは実際そうなんですね。

プログラマー、エンジニアはとても不足しています。
世はまさにIT時代です。

なんでもITで回す時代です。
ですのでエンジニアはいつだって不足しています。

  • プログラマー、エンジニアは常に不足

しかしこれは深く追求していくとわかることなんですが……。
実は企業は人手不足でもえり好みしているんですね。

確かに人手不足だが……

IT企業が人手不足であることは事実です。
これはその通りなんですが、実はがあります。

それはこういうことです。

  • 足りてないのは「戦力になる人」

足りてないのは「戦力になる人」

IT企業が人手不足人手不足と言っているのはつまりこういうことです。

使える人間が不足している

ということ。
実はIT企業も使えない人間(残酷な言い方!)はそれほど求めていないところがあります。
企業は即戦力を欲しがっています。

IT企業はもはや人を育てる気がない?

IT企業が欲しがっているのは即戦力です。
実はほとんどのIT企業はもはや人を育てる気がないんじゃないか? と私は思っています。

雇用の流動性が広がって1つの企業に定着しない人材が増えました。
その結果「せっかく育てたのによそに行かれた」というケースが多発するように。。

そして企業は人を育てるのをやめた、ということですね。

  • 人材を育てることの放棄

つまり雇用の流動性が高まったせいで、正社員が減って派遣社員が増えたせいで、企業は人を育てるのをやめてしまったわけです。
そう私は分析しているんですが……これはIT企業も同じなんですね。

育ててもらおうという気持ちは甘いかもしれない

IT企業に入って育ててもらえるのはおそらく新卒だけです。
もしかしたら新卒もまともに育ててもらえないかもしれません。

つまり「企業に育ててもらう」という意識があったらそれは間違っている可能性があるわけです。
今はそういう時代ではありません。
ほんの少し昔はそれが普通だったんですが、今は労働者の4割が非正規雇用です。

  • 今は労働者の半分が非正規

非正規を育てる気が企業にあると思いますか?
私はないと思います。

正社員ならどうか? というところですが、これはわかりません。

しかし今の時代は「育ててもらう」という認識は捨てたほうがいいのは事実です。

自分で育つしかない

ということはもはや自分が自分の力で育つしかない、ということになります。
他人に育ててもらえないなら自分で育つしかない。

ずっと学校教育を受けていた人からするとかなり未体験ゾーンになると思いますが。。
しかし今の時代はそれが普通なんだと思います。

  • 今の時代は悲しいがこれが普通である

自分で勉強して自分で力を付けてプログラマーになる。
これが大事だということです。

私はどうやってWebエンジニアになったか?

参考になるかわかりませんが、私がWebエンジニアになった方法をお伝えしたいと思います。
私は4年ほどソフトウェア開発の請負をやり、1年ほどWebエンジニアをやっていました。

つまりトータルで5年ほどの経験があるわけですが、どうやって仕事を取っていたか?
そしてプログラミング歴は何年ぐらいだったか?

というところですがこれは

  • プログラミング歴は10年ぐらい
  • クラウドソーシングで仕事を取っていた

になります。

プログラミング歴は10年ぐらい

プログラミングは20歳ぐらいからはじめて29歳ぐらいからクラウドソーシングで仕事を取るようになりました。
基本的なプログラミング、ファイル入出力などは可能でした。

クラウドソーシングをしながらフレームワークを学び、その過程でデータベースやWebサーバーなども学びました。
つまり仕事をしながら勉強を続けたわけですね。
仕事が勉強になっていたとも言えますが。

クラウドソーシングで仕事を取っていた

クラウドソーシングでは最初は簡単な仕事から始めました。
「ブラウザのプラグインを作成してほしい」という案件があったのでそれに応募したところ、採用してもらいました。
そしてJavaScriptでコードを書いて納品。
単価は数千円ぐらいでしたね。

これぐらいの案件だとそこまで高度なスキルは求められません。
ですので取っ掛かりとしてはこういう案件はおすすめできます。

そのうち企業にも採用してもらえた

こういった案件をコツコツ続けていくうちに実績がたまっていきました。
そうすると企業案件に応募すると声をかけてもらえることが多くなります。
自慢じゃないですが、私は10人以上応募している案件から選ばれたこともあります。

企業さんはお金持っていますので単価もグッと上がります。
ですのでそれぐらいからプログラミングで生活もできるぐらい稼げるようになりました。

クラウドソーシングの注意点

しかしクラウドソーシングは魔境です!
使う場合は気を付けてください。

中にはとんでもないクライアントもいます!
けっこういます!

こういうクライアントに当たったらまず最優先は自己防衛です。

自分を守ろう、大事にしよう

自分を守る、ということはつまり契約をきっちり結ぶということです。
事前交渉では自分の条件をちゃんと明示してください。
仕様変更には追加料金を貰うとか、契約解消の条件とか。

こういった自分を守る条項をちゃんと契約前に掲示して相手に納得してもらってください!

安請負は絶対するな

それから安請負は絶対ダメです!
ろくに交渉もしない契約内容も確認しないで契約するのはご法度です!
絶対後悔しますよ!

安請負はだめ絶対!

おわりに

今回は独学してプログラマーになる方法を解説しました。
独学してプログラマーになるのは無理な話ではありませんが、簡単でもありません。
ですのでしっかり自分のスキルを育てていってください。

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