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プログラミングに英語は必要!だけど迂回路はある

プログラミングに英語は必要です。しかし……

プログラミングに英語は必要です。
これは残念ながら事実。
揺るぎない真実です。

これはたとえモーゼが海を裂いたとしても海底に埋め込まれている真実です。

ですが英語ができなくてもプログラミングは可能です。
ツールに頼れば不可能ではありません。

なぜプログラミングに英語が必要なのか? 
この記事ではそのことを考えてみたいと思います。

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プログラミングにはなぜ英語が必要か?

プログラミングにはなぜ英語が必要なのでしょうか?
これは↓ということです。

  • コードは英語で書く
  • プログラミングは英語圏の文化である
  • 1次ソースが英語なことが多い
  • コミュニケーションも英語で行うのが普通

コードを英語で書いたり、文化が英語だったりします。
そして1次ソースも英語が大半。
コミュニケーションも英語がメインです。

このようにプログラミングには英語が必須です。

コードは英語で書く

プログラミングで書く「コード」は英語で書くのがほとんどです。
厳密にはプログラミング言語で書くのですが、その言語が英語で構成されていることがほとんど。

だからコードを書くというのはかなり英語を書くのに近い。
if文とかfor文とかも英語。
switchとかmatchとかも英語です。

  • プログラミング言語と英語は似ている

コードを書く以上、ある程度の英語スキルは求められます。
しかしなぜコードは英語であることが多いのでしょうか?

プログラミングは英語圏の文化である

それはプログラミングが英語圏の文化だからです。
プログラミングはアメリカで発展したカテゴリです。

アメリカ発祥。アメリカ起源。

ですので当然、プログラミングに関するものも英語です。
具体的にはアメリカ英語です。

  • プログラミング=アメリカ英語

プログラミングの土台になっているのがアメリカ文化なわけですから。
当然、プログラミングも英語になりますよね。

1次ソースが英語なことが多い

プログラミングを行う人々は多くが英語話者です。
またプログラミングの世界では英語が公用語。

だからドキュメントなどの1次ソースも英語です。

開発者はみんな英語でドキュメント(説明書)を書いてます。
だからドキュメントを原文で読むなら英語必須。

  • ドキュメントを読むには英語が必須

英語がわからないとドキュメント読めません。

コミュニケーションも英語で行うのが普通

また開発者同士のコミュニケーションも英語で行うのは一般的。
世界のプログラマーは共通語として英語を話します。

  • プログラマーの共通語は英語

GitHubというプログラマーのSNSがあります。
こういう場所では英語でコミュニケーションされています。

英語で挨拶、英語で報告。
これが世界的にふつうです。

もっとも日本語圏のコミュニティでは日本語も一般的です。
安心してください。

英語ができないとどうなるか?

プログラミングでは英語ができないとどうなるのでしょうか?
これはハンデを負うことになります。

出来ないより出来たほうがいい。
これは当然です。

プログラミングができない場合、おもに↓が考えられます。

  • リアルタイムのコミュニケーションが不利
  • ツールに頼りがち

リアルタイムのコミュニケーションが不利

ほかの開発者、つまり世界中の開発者とコミュニケーションを取る。
そういう場合は英語で会話するのが普通です。

ですので英語ができないと他の開発者(日本人以外)と会話できません。
スレッドなどは機械翻訳して投稿すればいいかもしれません。
しかしチャットなどは英語でバンバン話しかけてきます。

  • チャットなどでは英語無双される

だから英語ができないとコミュニケーションが不利です。
これは仕方のない話です。

ツールに頼りがち

英語ができないとツールに頼りがちです。
最近は英語を翻訳するツールもいろいろ出ています。
Google翻訳DeepLなどが有名です。

英語ができないとこういうツールにずっと依存することに。
ツールがないと開発が進まない、ということも起きてきます。

  • ツールなしでは開発できない?

長期的に見た場合、ツールに依存しすぎるのは危険かもしれません。
ですので英語は使えたほうがいいです。

英語を使えるようにするにはどうしたらいいか?

プログラミングには英語が必須です。
では英語を使えるようになるにはどうしたら?

これは深いテーマです。
このテーマだけでブログが1つ作れそう。

英語を使えるようになるには↓を実践しないといけません。

  • 文法を学ぶ
  • 単語を学ぶ
  • コミットメッセージを英語で書く

文法を学ぶ

まず英語を学びたいなら文法を学ぶ必要があります。
英語の文法は実はけっこう単純です。

たとえばほとんどの英語は

主語 + 動詞  

で作られています。
こういった文法を知っておくと英語も怖くないです。

文法を学ぶための本で私のおすすめは↓です。

この本では英語の文法をとても簡単に教えています。
私もこの本で文法を学びました。
おすすめ。

単語を学ぶ

次に単語を学ぶ必要があります。
文法だけ覚えても単語がわからないと英語は読めません。

単語は暗記です!
暗記しなくてはいけません。

  • 単語は暗記しよう

おすすめ長文を読むことです。
そしてわからない単語が出てきたら辞書で調べる。
その繰り返しです。

これを何度もやっていると自然と英単語を覚えるようになります。

コミットメッセージを英語で書く

あとはこれは開発者に限定ですが、コミットメッセージを英語で書く。
これも勉強効果があります。

Gitなどのバージョン管理ツールを使ってコードを管理します。
そしてGitのコマンドでコミットするときに英語でメッセージを書きます。

これをクセにするようにしておくと自然とライティングの力がつきます。

Google翻訳で日記を書く

あとこれも面白い方法ですが、Google翻訳を使って日記を書くのもおすすめです。
Google翻訳のテキストエリアに英語を書くんですね。
そしてわからなかったら日本語で書いてそれを翻訳する。

Google翻訳を補助輪にして英文を書くというのもおすすめです。

プログラミングに英語は必須か?

プログラミングに英語は必須でしょうか?
これは必須です。
しかし英語は必須ですが、英語力は必須でもなくなりました。

つまり英語を使いたい場合はツールを使えば最近はよくなりました。
英語力はあればそれに越したことはありません。
ですが英語力については絶対に必要! という時代でもないです。

ツールによって英語習得の必要性は下がった

Google翻訳やDeepLなどの登場により、英語習得の必要性は下がりました。
じっさいこれらのツールを使って英語を書いている人も多いでしょう。

技術によって障壁が少なくなったということですね。

昔は英語を使いたい場合は辞書片手にみんな頑張っていました。
しかし最近はもうツールを使えばそんなことも必要なくなりました。

しかし高度な次元に行きたければ……

しかし、プログラミングで高度な次元に行きたければ英語力は必須です。
具体的には世界中のプログラマーとコミュニケーションを取れるようになるということです。

最近のプログラミングは突き詰めるとOSSに突き当たります。
OSSとはオープンソースソフトウェアの略です。
要はGitHubなどのSNSでソースコードをみんなに公開する文化のことを言います。

  • 最近はOSSが活発

こういったOSSの世界に行くには英語はどうしても必要になってきます。
ですのでより高度な次元の開発者になりたければ英語力は必要です。

英語ができなくてもプログラミングはできる?

英語ができなくてもプログラミングはできるのか?
これはできます。
すでに何度も紹介しているようにツールを使えば可能です。

具体的には「Google翻訳」と「DeepL」の2つです。

これらはどちらも機械翻訳ツールです。
つまり英文を日本語に、日本語を英文に変換してくれます。

こういったツールを使えば英語も怖くありません。

おわりに

今回はプログラミングに英語は必要か? というところを解説しました。
英語は必要です! しかし英語力は最近は必須でもなくなりました。
プログラミングと並行して英語を学ぶことをおすすめします。

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