ユーニックス総合研究所

  • home
  • archives
  • programming-fool

頭悪い人にプログラミングは可能か?可能です

頭が悪くてもプログラミングはできる

頭悪い」人はプログラミングができるんでしょうか?
周りからバカだと言われて勉強もできなくて、でもプログラミングはしてみたい……
そういう人はプログラミングの勉強を諦めなくてはいけないんでしょうか?

結論から言うと、頭悪い人でもプログラミングは可能です。
頭が悪くてもプログラミングの勉強は諦める必要がありません。

この記事では頭が悪いこととプログラミングの学習について具体的に考えてみます。
具体的に↓を見ていきます。

  • プログラミングを続けることで頭が良くなる
  • 頭が悪い人なりの勉強方法がある
  • 頭が悪い人は苦労するかも。でも……
  • 競技プログラミングで頭を良くする

正直、頭が良い人たちにはかなわないが

プログラミングというのは知的労働です。
知的労働、つまり頭を使う仕事ってことですね。
そのため頭が良くないとできないと思われがちなところがあります。

正直、頭が悪い人は頭が良い人にはかなわないところがあります。これは事実です。
頭が良い人のプログラムと言うのは、頭が悪い人が見てもわりとチンプンカンプンなことが多いです。
コードというのは、コードを書く人の頭の中が反映されます。

頭が悪いと頭の悪いコードを書きやすくなるし、頭が良いと頭の良いコードを書きやすくなるということですね。

そういう意味で、ぶっちゃけ頭が悪い人は頭が良い人たちにはかないません。
企業でばりばり働いてたり、起業とかしちゃうような人たちには。

しかし、プログラミングができることと頭の良しあしは別です。
たとえば頭が悪くてもプログラミングを身に付けることは可能です。

プログラミングの勉強を諦める必要はない

頭が悪くてもプログラミングの勉強を諦める必要はありません。
頭が悪くてもプログラミングを身に付けることは可能です。

なぜかという、頭が悪い人には頭が悪いなりのプログラミングの勉強方法があるんです。
このことについては後述しますが、なにも型にはまったプログラミング学習をする必要などないんです。
頭が悪ければ、頭が悪い場合に適したプログラミングの学習を行えばOKということです。

それに「頭が悪いから」という理由でプログラミングの学習をあきらめるのって、なんかくやしいですよね。
頭が悪い人はなにもかにも諦めなくてはいけないのか? という怒りが湧いてくるところです。

実際にはそんなことなどなく、頭が悪くてもプログラミングを諦める必要はまったくありません。

知り合いはバカで有名だった

私の知り合いの話をしましょう。
私の知り合いはプログラマーです。
彼は学生のころからバカで有名でした。
中学でも学校にほとんど行かず、基礎学力もない人間です。
仲間内で遊ぶと、その行動を周りから馬鹿にされるような人でした。

しかし彼はパソコンが好きで、プログラミングをしていました。
そしてプログラミングを続けてその内仕事を取るようになりました。
個人で企業から依頼を受けてソフトウェア開発の請負をしたり、または企業と契約してエンジニアとして働いたりもしました。

彼のプログラミングの知識はもはやバカとは呼べないレベルです。
それは人から尊敬されるような知識です。

このように彼はいわゆる「頭悪い」部類の人間でしたが、いまではすらすらとコードを書くことが出来る人間です。
彼は頭が悪いんじゃなくて、勉強が出来なかっただけでは? たしかにそうかもしれません。
しかし、彼を知っている人間からすると彼は「頭悪い」人間だったのです。
ですが彼はそれを覆しました。

プログラミングを続けることで頭が良くなる

一つ確かなのは、プログラミングには「頭を良くする」作用が含まれているということです。
プログラミングを続けることで頭が良くなり、知的水準が上がるわけです。

プログラミングというのは次から次へと問題が出てきます。
それら大小の問題をこなすことで、頭の脳みそが刺激され、シワが増え、結果的に頭が良くなっていくということです。

プログラミングはボケ防止にも効果的です。
私はプログラミングは高齢の人ほどやった方が良いと思います。

プログラミングは独学が可能なジャンルです。
そのため、独学で自分の頭を良くしていくということが可能なわけです。
もちろんストレスはあります。

ストレスはありますが、それを乗り越えていくことを続けることでどんどんと高みを目指すことができます。

頭が悪い人なりの勉強方法がある

頭が悪い人というのは実は単純に「頭が悪い」とは言い切れない所があります。
なぜなら勉強方法がその人に合ってなかった可能性があるからです。
学校の勉強と言うのは、いちりつに皆に同じような方法で勉強を教えます。

その方法が合わなかった人は勉強が出来なくなり、結果的に「頭悪い」というスタンプを押されてしまうわけです。

ここで頭が悪い人向けの勉強方法を紹介したいと思います。

頭が悪い人は身体で覚える

頭が悪い人は頭で理解しようとせずに、身体で覚えるようにしましょう。
プログラミングはスポーツではありませんが、みなさんが思う以上に身体を使います。
脳を使い、背筋を維持し、カタカタとキーボードを叩く。
これらはすべて物理的なことです。

身体で覚えるということは、失敗を繰り返すということになります。
失敗を繰り返して、どんどんと失敗し、何が悪かったのか身体で覚える。
頭ではなく身体で覚えます。

そうすることでプログラミングの正しいセオリーを身体に覚えこますわけです。
暗記ではなく身体に覚えさせるという点で、プログラミングはスポーツに近いです。
頭で覚えてなくても身体が覚えていればそれでいいんです。

コンピューターはすべて答えてくれる

バグやエラーが出たら、コンピューターはそれらのことを教えてくれます。
エラーメッセージを読むのはちょっと頭を使いますが、それも身体に覚えさせることで慣れてきます。

エラーメッセージに身体が慣れていくわけです

コンピューターはあなたの与えた入力をそのまま処理して出力してくれます。
余計ないじわるをしたり、何か余計なおせっかいを焼くということはしません。
コンピューターは素直です。

素直過ぎて融通がきかない所もありますが……。

コンピューターになんでもかたっぱしから入力を与えてみてください。
コンピューターはそれに答えてくれます。
たとえあなたが頭悪いことを入力しても、コンピューターはそのことを責めたりすることはありません。
コンピューターにすべて委ねて身体でプログラミングを覚えましょう。

肉体派プログラマーを目指そう

頭悪い人の目指すべきところは「肉体派プログラマー」です。
頭では覚えてないけど、身体で何が悪いのかわかるし何が良いのか知っているというプログラマーです。

このプログラマーはある種の到達点です。
普通のプログラマーよりも上位互換です。

この肉体派プログラマーを目指して、どんどんプログラミングを身体で覚えていきましょう。

頭が悪い人は苦労するかも。でも……

頭が悪いということは普通の人より苦労します。
普通の人がちょっと考えればわかるようなことも、頭悪い人は考えてもわかりません。
それは仕方ありません。もはや運命だと思って諦めましょう。

しかし頭が悪いことをなげく必要はありません。
頭が悪くたって良い。
頭悪くたってプログラミングができる。

だれもあなたを止めないし、責めたりすることもありません。
自分の好きなことをやってみましょう。

頭が悪いことがメリットになる?

それに頭が悪いことはなにも悪いことだけじゃありません。
頭が悪いことがメリットになることもあるんです。

そのメリットとは、頭が悪い人は失敗を恐れないというところです。
頭の良い人は自分の未来を予測してしまいます。
ちょっと何か始めようとしても、すぐに先が見えてしまって行動を起こすことをためらってしまいます。

それに引き換え頭悪い人は先のことなど考えません。
あるのは「今」この時だけです。

あなたはプログラミングをしたいですか? やってみたいですか?
それなら失敗のことなど考えずにやってみましょう。
やってみて失敗したら、また続けるから諦めるか考えましょう。

それぐらいの軽いノリでプログラミングをはじめてみましょう。

頭が悪い方がもくもくと問題に取り組める

それに頭が悪いほうが余計なことを考えない分、もくもくとプログラミングの問題に取り組むことが出来ます。
結果的にそれが無駄だった場合でも、気にしないでまた次の問題に取り組みましょう。

プログラミングをやっているとそういうことが良く起こります。
頭が良い人はそれらのことを無駄だとか無益とか考えてしまいますが、頭が悪い人はそんなこと考えません。

「あー、やっちゃったなー」

ぐらいのものです。
頭が悪いということはメリットです。
それはあなたの才能なんです。

競技プログラミングで頭を良くする

プログラミングで頭を良くしたいなら競技プログラミングがおすすめです。
競技プログラミングで問題を解くことを続ければボケ防止にもなるしスキルアップにもなります。

競技プログラミングでは国内ではAtCoderというサイトが人気があります。

上位を目指して勉強するというのもありですね。

おわりに

頭悪いことでプログラミングの勉強をためらっているみなさん、ぜひプログラミングの学習にトライしてみてください。
たとえ失敗してもだれもあなたを笑ったりしません。こっそり失敗すればOKです。
失敗を繰り返してあきれるほど失敗をした先でちょっと進めればそれで丸儲けってことですね。

🦝 < 失敗を恐れないことが最大のメリット

🐭 < 頭悪いのは才能