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プログラミングとメンタルケア。いかにして正常さを保つか?

プログラミングとメンタルケア

プログラミングをやっているとメンタルのケアというのも大事になってきます。
特に仕事でプログラミングをやっている人は注意が必要です。

この記事ではプログラミングとメンタルのケアについて具体的に考えていきます。

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プログラミングは精神衛生に良いか?

プログラミングって精神衛生に良いんでしょうか?
私ももう16年以上はプログラミングやってますが、じっさいのところ……。

まぁ確かにやりすぎはよくないかもしれません。
しかし適度なプログラミングは健康にいいことは確かです。
どういうことでしょうか?

ほどほどなプログラミングは人生を充実させる

ほどほどなプログラミングは充実感があります。
その充実感で人生が充実します。

初心者のうちはプログラミングは苦しいことの方が多いです。
しかし慣れてきて中級者以上になってくるとできることが増えていきます。

そうするとプログラミングが楽しくなって充実してきます。
純粋に面白い! と思えるようになるんです。

しかし、過酷なプログラミングはと言うと……。

過酷なプログラミングは精神衛生を悪化させる?

過酷なプログラミングは辛いです。
これは間違いありません。

特に仕事などで過酷なプログラミングをするとすぐ病んでしまいます。
それぐらいハードなプログラミングは身体や精神に負担をかけます。

趣味なら自分でコントロールできるのでいいんですが、仕事は微妙ですよね。
上司にせかされてコードを書くことだってありますし。

じっさい、仕事のプログラミングはというと特にデスマーチなんかは最悪です。
デスマになったら自分の保護が最優先。これが鉄則です。

精神衛生が悪化するとどうなるか?

精神衛生が悪化するとどうなるんでしょうか?
これはちょっと考えたくないですが、考えましょう。

まず目から光がなくなります。
独り言が増えてお風呂にも入らなくなります。

食欲もなくなり睡眠不足で目の下にクマもできます。
頬もこけてげっそりとしてくるんですね……。

メンタルが悪化するとそれはもろに身体に出ます。
ですので大変です。

メンタルを正常に保つためにすることは?

メンタルを正常に保つためになにかしないといけません。
特に仕事でプログラミングをしている人は。

いったい何をすればいいのか。
これは至極当たり前のことだらけです。

しかしメンタルが悪化するとこの当たり前のことができなくなります。
それはたとえば

  • 日光を浴びる
  • 運動をする
  • バランスのいい食事をとる
  • 人間関係を改善する

などです。

日光を浴びる

日光を浴びるのは大事です。

なぜかと言うと日光を浴びるとセロトニンビタミンDが生成されるからです。
セロトニンは精神を安定させる物質で、これは「幸せホルモン」などとも呼ばれます。
またビタミンDは免疫機能をアップさせる効果があります。

つまり日光を浴びると精神と身体の両方に良い効果がある、ということです。

これが例えば会社にこもりがちになり、ろくに日光も浴びないとなると……。
だんだんとセロトニンが生成されなくなってメンタルにも影響が出てしまいます。

ですので日光浴を定期的にするのは非常にメンタルケアでは重要なわけです。

運動をする

ハーバード大学の研究によると運動をするとうつ病の罹患率が20~30%低くなることがわかっています。

運動はセロトニンエンドルフィンという物質を分泌させます。

セロトニンは先ほどもお伝えしたように精神を安定化させる物質です。
ほかには頭の回転を上げる効果も持っています。
脳を活発にしたい時に必要な物質がセロトニンです。

エンドルフィンは痛みの軽減や免疫の向上、それから安心効果などがあります。
エンドルフィンの分泌量が減るとノルアドレナリンと言う物質が出てしまい、これが出ると不安・興奮感が強くなってしまいます。

運動によってこれらの物質を分泌させることでメンタルヘルスを向上させることができるということです。

バランスのいい食事をとる

たとえばタンパク質です。

タンパク質はセロトニンやドーパミンなどの神経物質を作るのに必要な栄養です。
タンパク質が不足するとセロトニンも生成されづらくなってしまいます。
セロトニンは精神を安定させますので、そうなると精神も安定しづらくなってしまいます。

それからビタミンCとカルシウムはストレスによって消費されます。
ですのでストレスに強くなりたい場合はこれらの栄養を取っておく必要があります。

そして脂肪酸が不足すると脳が疲れやすくなってしまいます。
ですので疲れにくくなるように脂肪酸を摂取する必要が出てきます。

人間関係を改善する

人間のストレスのほとんどは人間関係から来ると言われています。

人間関係が劣悪だとストレスが多くなり、結果的にメンタルにも影響が出てしまいます。
ですので人間関係を良好に保つのはプログラミングを続けていくうえでも大事なことです。

しかし、そういうことがわかっていても中々うまくいかないのが人間関係です。
仕事のなにが大変ってほとんどが人間関係ですよね。
こればっかりは他人がいるので自分の意志だけではどうにもなりません。

人間関係を改善できない場合は?

しかし人間関係を改善できない場合はあるはずです。
そうなったらどうしたらいいのでしょうか?

それはおもに↓の方法になります。

  • 同僚に相談する
  • 上司に相談する
  • 仕事を辞める

同僚に相談する

まずは仲の良い同僚がいればその同僚に相談することからはじめましょう。
同僚も仕事仲間ですので、この人手不足の時代に仲間に辞められたら困るわけです。
ですからあなたの相談を聞いてくれるかもしれません。

場合によっては同僚が仲を取り持ってくれることもあるかもしれません。
まずは身近な同僚に相談してみましょう。

上司に相談する

いよいよとなったら上司に相談です。
人間関係についての悩みを上司に話してみてください。

パワハラするような人がいたらその上司が言って聞かせてくれるかもしれません。
また上司自体がパワハラする人だったらさらにその上の上司に相談してください。

部下が人間関係で辞めたとなったら、その上司の評価にも影響が出るというものです。
ですので周りを巻き込んで相談しましょう。
1人で抱え込まないことがコツです。

仕事を辞める

最終手段は仕事を辞めることです。

人間関係がうまくいかず退職。
これはよくある話です。

人間関係でメンタルをやられて病気とかになるよりはそうしたほうが賢明です。
身体があっての仕事。身体が資本ですから。
プログラミングで仕事が出来ると言ってもメンタルやられたんじゃ割に合いません。
仕事を変えることも検討しましょう。

しかし辞める前にパワハラなどの場合はしっかり証拠集めだけはしておきましょう。

仕事とメンタル、どっちが大事?

プログラミングの仕事とメンタル、どちらが大事でしょうか?
これは言うまでもありませんよね。

答えはメンタルです。

メンタルはやられてしまったら一生ものです。
この時代なにがあるかわかりません。
身体やメンタルを壊したらこの先やっていけるかどうかもわからない世の中です。

プログラミングは第2、メンタルは第1.
これで行きましょう。

仕事は確かに大事。だが……

仕事は確かに大事です。
しかしいざとなれば人は無職になれるんです。

メンタルは替えが効きません。
替えの利くのは仕事の方です。

気持ちをしっかり切り替えてメンタルを第1に考えて行動しましょう。

メンタルは一生もの

メンタルは一生ものです。

もしメンタルを壊してしまったら一生付き合っていかなくてはなりません。
そうなったら一生病院通いになることもあります。

それは大変ですよね。

プログラミングの仕事も大事ですがやはり一番大事なのはメンタルと身体です。
これを忘れないようにしてください。

仕事がうまくいかない!どうすれば?

しかしプログラミングの仕事がうまくいかない時はあります。
プログラマー、エンジニア、コーダー、テスター……。

そういう時はいったいどうしたらいいのでしょうか?
これは最終的には自営業になることです。

自分で会社に頼らずに稼ぐ力を身に付けて稼ぐ。
これが最終的に必要なものです。

自営業という道

しかし自営業という道は生半可なものではありません。
生活保護と隣り合わせの仕事が自営業です。

会社は守ってくれないので自分の身は自分で守らないといけません。

しかしその反面、ストレスで言えば会社員より圧倒的にラクになることもあります。
なにより人間関係のストレスがほぼなくなるので、大好きなプログラミングに没頭できるようになります。

もちろんプログラミング以外の仕事もやらないといけないので、それは大変ですが……。

メンタルが弱い人は自営業がおすすめ

メンタルが弱いけどプログラミングが出来るという人は自営業がおすすめ?かもしれません。

プログラミングでソフトウェアを作ってそれを販売する。
あるいはプログラミング講師になる。
あるいは小さい請負を気ままにやっていく。

プログラミングができればそれが商品になります。
売り物になります。

ですのでそのスキルを大いに活用していきましょう。

おわりに

今回はプログラミングとメンタルケアについて考えてみました。
メンタルの健康を維持していつまでも快適なプログラミングを続けていきましょう。
なにか参考になれば幸いです。