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初心者向けのプログラミングのロードマップを考えてみる

初心者向けのプログラミングのロードマップを考える

プログラミング初心者の方はプログラミングを学んでいくわけですが、将来的にどうなりたいか、そのビジョンがハッキリしないことが多いです。
じっさい、私もプログラミングを始めたての頃はただ漠然とプログラミングを学んでいました。
将来的にどうなりたいとかあまり考えずに、ただただ興味のある技術を吸収していくだけでした。

しかし、将来的に自分がどうなりたいか、そのロードマップを考えるのはプログラミングでは重要です
その方が時間を節約することができるし、なにより目標がはっきりするからです。

この記事ではエンジニア経験のある筆者が、初心者の方向けのプログラミングのロードマップを考えます
私は実際に独学でプログラミングを学びプロになったことがあるので、このロードマップは参考になるはずです。

将来のビジョン

プログラミングのロードマップを考える際に「将来のビジョン」について考えるのは重要です。
将来のビジョンとは自分の将来について考えることです。
将来のビジョンがあると、プログラミングの勉強もそのビジョンに向かって方向づけて行うことができます。
逆に言うと将来のビジョンが無い場合は途中で迷子になりやすいと言えます。

将来のビジョンは↓を明確にできます。

  • 将来の自分の姿
  • 獲得していくスキルの方向性
  • 自分がなにをすべきか?

自分がどうなりたいか明確にする

将来のビジョンを定めて「自分がどうなりたいか」を明確にすることで、将来の自分の姿が定まります。
またそのために「獲得すべきスキル」も何を選んだらいいのかわかるようになります。
そして何より「自分がなにをすべきか?」がメイクになります。

プログラミングを通じて自分がどうなりたいか考えることはこのようなメリットがたくさんあります。
私も早い段階でこれを考えておけばよかったと思っています。
あなたはプログラミングを学び始めた人で、しかもこのような記事を読んでいる勉強熱心な人です。
早い段階から自分がどうなりたいかを考えれば、私のように後悔しないで済みます

しかし、自分がどうなりたいか? というのは漠然としててよくわからないものです。
将来の自分の姿はだれにもわかりません。
しかし、だからこそどのような自分になりたいかを明確にするのは重要です。

プログラミングの終着地点

プログラミングをしていく上での将来の自分の姿は、つまり「プログラミングの終着地点」はどうなるか、ということになります。
将来の自分の姿を考えるのはむずかしいですが、プログラミングの終着地点を考えるのは簡単です。

それはつまり↓が終着地点です。

  • プログラマー/エンジニアになる
  • 社長になる
  • お金を稼ぐ

この3つがプログラミングにおける終着地点になります。
この3つについて具体的に考えれば自分がどうなりたいかがわかってきます。

プログラマー/エンジニアになる

1つは「プログラマー」や「エンジニア」になるのがプログラミングにおける終着地点です。

会社に雇われて給料をもらいながらコードを書きます。
あるいはフリーランスのエンジニアになって報酬を貰います。

フリーランスのエンジニアを目指されてる方は多いのではないのでしょうか?
フリーランスのエンジニアは稼いでいる人は月収100万も可能です。
それにテレワークがメインになるので働き方も自由にできます。
なんとも夢のある仕事と言えます。

プログラミングを学ぶということはこれらの仕事に付くことができるようになるということです。
将来的にプログラマーやエンジニアになりたいか?
と自問してみるといいです。

なりたくない場合は後述の「社長になる」「お金を稼ぐ」をご覧ください。

社長になる

プログラミングで社長になるなんて、ちょっと大げさに聞こえるかもしれません
しかしこれは狭き門ですが可能です。

なぜならプログラミングで売れるソフトウェアを作れば、それを事業にすることができるからです
世の中のIT会社を見て見てください。

たとえば「マイクロソフト」、これはビル・ゲイツ氏が創業したIT企業です。
売りになっているソフトウェアはWindowsという誰もが知っているOSです。
Windowsはプログラミングで作られたソフトウェアです。

それから「Google」、これも有名なIT企業です。
売りになっているのは今では世界中で使われている検索エンジンです。
この検索エンジンもプログラミングで作られたソフトウェアです。

そして「Facebook」、これもマーク・ザッカーバーグ氏が創業したIT企業です。
売りにしているのはSNSのFacebookやInstagramなど多岐に渡ります。
FacebookやInstagramはプログラミングで作られたソフトウェアです。

プログラミングでソフトウェアを作るということは、このような企業の社長になれる可能性もあるということなのです。

🦝 < 夢がふくらむね

お金を稼ぐ

そして「お金を稼ぐ」というのもプログラミングの終着地点です。
これはどんなスキルもそうですが、極めていくとそのスキルは最終的にお金にすることができます。
プログラミングも同様です。

プログラミングの将来のビジョンを描くときに、何も思いつかなければこの「お金を稼ぐ」という目標を持つことをおすすめします

お金を稼ぐにはどうしたらいいのか?

プログラマー/エンジニアも社長も、共通しているのは「お金を稼ぐ」という点です。
プログラミングでお金を稼ぐにはスキルも必要ですが、ソフトウェアを売りたい場合はマーケティングなどの技術も必要になってきます。

つまりプログラミングでお金を稼ぎたい場合は↓のスキルが必要になるということです。

  • プログラミングのスキル
  • マーケティングのスキル

WindowsやFacebookなどのソフトウェアを作る場合は、プログラミングのスキルが必須になってきます。
そして、これを売る(もしくは売れるソフトウェアを作る)にはマーケティングのスキルが必要になります。

よくいるのが「プログラミングのスキルはあるけど、ソフトウェアは売れたことが無い」という開発者です。
これはマーケティングのスキルが不足しているからこういうことになります。
将来的に社長になる場合もこのマーケティングのスキルが必須です。

お金になる技術とは?

ではお金になりやすいプログラミングの技術はどんなものでしょうか?
プログラミングは多様なジャンルがあるため、一概にどれがお金になるとは言えない所があります。

しかし、わかりやすくお金になりやすいジャンルはあります。
それはずばり「Web開発」です。

Webはお金になりやすい

GoogleもFacebookもWebのソフトウェアですが、このようにWebの世界は非常にお金になりやすい特徴を持っています
作ったWebサービスがたくさんのユーザーに使ってもらえれば、それだけで色々なビジネスチャンスがあります。
たとえば広告を貼ったり、あるいは事業としてサービスを売却したりです。

そしてWebの技術を身に付ければWeb開発者になることも可能です
Webエンジニアとして案件を取ったり、雇用されたりしてプログラミングでお金を稼ぐことができます。

またWebの世界は非常にマネーが飛び交っている世界で、それだけお金を稼げるチャンスも多いです。
考えてみてください、世界にどれだけWebを見ている人がいますか?
インターネット、SNS, 掲示板、メタバース、ビットコイン、今の世界はWeb全盛期と言えます。

Webで稼ぐためのロードマップ

それではWebが稼げるということがわかったところで、Webで稼ぐためのロードマップをご紹介します。
結論から言うと↓の通りです。

  • PHPを学び
  • WordPressを学び
  • Laravelを覚えて
  • フリーランスのエンジニアになる
  • あるいはWebサービスを作る

このロードマップは実践されている人も非常に多いロードマップで、ある意味人気と実績のあるロードマップと言えます
プログラミングにおける自分のロードマップが明確でない方は、このロードマップを使ってみてください。

Webに強い言語を学ぶ

Webで稼ぐということはWebに強いプログラミング言語を学ぶということになります。
Webに強いプログラミング言語はいろいろあります。

PHP, JavaScript, Python... などなど。

その中で今回おすすめしたいのが「PHP」です。
なぜならPHPはお金になりやすいプログラミング言語だからです。

PHPは世界で人気のCMSであるWordPressや今いきおいのあるフレームワークLaravelを使うことができます。
さらに日本の中小企業でもPHPを採用しているところが多いので、案件もたくさんあります。

WordPressを学ぶ

WordPress」はPHP製のCMSです。
世界中で人気があり、ブロガーや中小企業や個人ユーザーが愛用しています。

WordPressは世界シェアが非常に多いので、それだけWordPressを使った案件も多いです。
そのためPHPを学びWordPressを覚えることはそのままプログラミングをお金にするという目標に近づくことができます。

WordPressは今ではWeb制作の基本ともいえるCMSです。
これを学ぶことは非常に有用です。

フレームワークを学ぶ

Web開発をするときによく使われるのがフレームワークです。
フレームワークはいろいろありますが、最近よく使われているPHPのフレームワークが「Laravel」です。

Laravelを使った案件も増えており、WordPressとLaravelを学んでおけばWebの案件に困ることは当分ないと言えます。

またLaravelを覚えれば自分でWebサービスを作ることもできます。
もちろんFacebookのようなSNSを作ることもできます。
(*ただしFacebookレベルのSNSを作るのは1人では無理です。SNSは1人でも作れます)

案件を獲得する

PHP, WordPress, Laravelを覚えたらあとはフリーランスのエンジニアになってWebの案件を取るだけです
案件を取るには自分で営業をするか、あるいはクラウドソーシングなどで仕事を探す、もしくはエージェントを利用するなどが考えられます。

全くの未経験であればクラウドソーシングで実績を積むのも良い考えでしょう。
自分で営業をして案件を取り、開発して納品したという実績を評価しない企業&人はほとんどいません
筆者もクラウドソーシングから始めて最終的に企業と契約してエンジニアになった経験があります。

商品を作る

あとは覚えたスキルで商品を作って販売すればお金儲けができます
Webサービスを作ってそれで広告収入を得たり、あるいは事業売却してお金にしている人はけっこういます。
エンジニアになるよりは狭き門かもしれませんが、うまくいけば一攫千金も出来る夢のある道です。

おわりに

今回はプログラミングのロードマップについて考えてみました。
初心者の方におすすめなのは以上のロードマップになります。
最終的にお金を稼ぐという目標を持ってプログラミングを学習していってください。

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