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作家に憧れるのだが

  • 作成日: 2023-05-23
  • 更新日: 2023-12-24
  • カテゴリ: 日記

作家に憧れを持っていてどうにかこうにか作家になれないか長年苦心しているのだが、どうも自分には作家の才能が無いようである。
ブロガーは作家だろうか? だとしたら私はブロガーの才能はあるようなので、一応作家と言えそうではあるが。
だが一般論的に言ってブロガーは作家ではなくブロガーである。

私の作家へのあこがれは小学生からなのでかなり根が深いものである。
鳥山明の漫画に感銘を受けて小学生の時に漫画家になろうと思った。
漫画を描き絵を勉強するための絵の学校にも通わせてもらった。
しかし絵の情熱は10代でなくなり、代わりに20代からはプログラミングに没頭するようになった。

私の性格というか性質から言って作家になれれば助かるのだがどうも作家に見合うだけの体力はないようである。
つまり本を一冊書く能力がないのである。

だがこのブログなどは600記事ぐらいは書いているので、本は12万字あれば足りるので1記事4000字だとしても240万字は書いていることになる。だので量的に言えば本を10冊以上出すだけの執筆能力はあるはずなのであるが、これがうまくいかないのである。
本を出そうとしても同じテーマの記事を書こうとするとモチベーションが上がらないのである。
だがC言語などは100記事以上書いているので本にできそうではあるが、こと本にしようと考えて構成などを書くわけだがそれでモチベが尽きるのである。

どうも変である。量的には本を出せる分量は書いているのに、本にすることはできない。なんでだろう。
やはり自分は飽き性で、ブログの様にその日の気分で書くものを変えて4000字ぐらいで完結するようなものを書いた方が向いているのだろう。
本にするための12万字を書く体力はないが、本にならない240万字を書く体力はあるのである。困ったものだ。
長編を書けないと言えば芥川龍之介もたしかそうだったはずである。彼は短編の名手だが長編が書けないことに悩んでいたとどこかで見た。だが短編と言っても4000字よりは多いはずである。私の場合は超短編である。

超短編を集めれば本にもなるだろうか、創作などはそれでいいが技術系の短編を本にするというのは可能なのだろうか。

小説も超短編なら書ける

実は小説もかなり前から何度も書いているのだが長編が一向に書けない。モチベが続かないのである。
しかし1000字ぐらいの超短編なら書ける。
1000字ぐらいの超短編を12万字書くとなると120作品書けば本を出せることになる。およよ。120作品?!ばかな!
そんなに作品を書いてやっと1冊か。これはなかなか大変である。せめて1作品1万字は欲しい。
1作品1万字なら12作品で本を1冊出せる計算になる。1万字なら技術系記事であれば書ける。けっこう大変だが。だが何度も書いた経験は持っている。

技術系記事を1万字、12記事書いてそれを本にするというのが良さそうであるが、いかんせん体力が続かない。

作家という仕事

作家という仕事についてはまったく詳しくないが、想像で話す。
編集者がいてその編集者と二人三脚で作品を作っていくというのが普通なんだと思う。
で、作家になるには自分の作品を出版社に持ち込むのと、あるいはスカウトされるのを待つということになる。
スカウトと言うと華々しい感じはするがこれは釣りみたいなものでなかなか編集者もかかってこないだろう。
ようは作家になりたいのであれば作品を書いて持ち込みをするのが一番なわけだが、私の場合は持ち込むための作品作りの段階で止まっているということになる。

今までブログを書いてきた記事を本にするというのはあまり意識してこなかったが、これから意識して構成を考えた方がいいかもしれない。
だが構成を考えてそれを書いていくとなるとスタミナが続かないのでやはり作家の才能はないようなのだ。

ブロガーも本は出せると思うがブロガーはどういう感じで本を書いているのか見当がつかぬ。
記事をいくつか抜粋してそれを本用に編集するという感じなのだろうか?
私の場合はC言語の記事をいくつかみつくろってそれを本用にある程度構成を踏まえて編集すればいいのかもしれない。

本の印税

本を出すと言えば印税生活にみな憧れるわけだが現実は厳しいようだ。
ブロガーが本を出すとなると1万部も出せない。せいぜい5000~6000ぐらいのようである。
それがみな売れれば大成功、という感じだ。
印税は印刷部数で入るから売れなくても印税は入るらしいが、ブロガーが本1冊出してもせいぜい30~40万ぐらいの印税らしい。
漫画家が1億部刷って印税生活していることを考えるとなんともブロガーは弱小ではないか。というかこれは、本だけでは生活できないことを意味している。
本1冊30万なら1カ月1冊書いてやっと月収30万である。なんとも夢のない話だ。
この話を調べるまでは印税が入れば生活の足しになるかと考えていたが、どうもそんなに甘くないらしい。