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VR Chatの注意点

VR Chatの注意点

メタバースがどんなものか調査するためにOculus Quest 2を購入した。
それでVR Chatというアプリを試している。

VR Chatではいくつか注意点がある。
私の経験を踏まえて紹介したい。

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VR Chatの注意点

VR Chatはコミュニケーション・ツールである

VR Chatだが、これは3Dのアバターを使って音声チャットを楽しむというアプリだ。
だからその楽しさの根幹にはコミュニケーションがある。

よってコミュ障にはちょっとつらいツールになっている。
どう辛いのか書こう。

まずVR Chatでワールドというチャット部屋に入ると、何人もユーザーがいる。
時には何十人もいる。

それでユーザー同士は会話をして集団を形成する。

VR Chatで会話を楽しむには、この集団の輪に入っていかなければならない。
つまり自分から輪に参加して会話を行うのだ。

基本的にはVR Chatはテキトーなコミュニケーションを楽しむためにある。
ふざけたり、変なことを言ったり、そういうことが許容されていて厳格に真面目な場所ではない。

だから基本的には輪に入るときもテキトーに参加すればいい。
だが、コミュ障にとってこの輪に参加するというのはけっこうハードルが高い。
この点には注意が必要である。

ゲームではなくコミュニケーションツールであるという認識が必要

VR Chatはゲームではない。
コミュニケーション・ツールだ。

コミュニケーションでは相手を傷つけたり傷つけられたりすることもある。
また、ゲーム感覚でやっていると意図せずに相手を傷つけてしまうこともあるだろう。
だからアバターの向こうの相手は生身の人間であるという認識をちゃんと持ったほうが良い。

人間は怒るし恨みを持ったりもするし、喜んだり悲しんだりもする。
そういうことを認識しておく必要がある。

荒しの存在

VR Chatにも荒しは存在する。
荒しとはチャットなどで他のユーザーに積極的に迷惑をかける人のことだ。

たとえばVR Chatでは大音量の騒音を流したり、不快なアバターを使う荒らし行為が存在する。
こういった荒らしはブロックできるのだが、ブロックする方法を知らないと荒らし行為に悩まされることになる。

だからこの荒らしへの対処もあらかじめ知っておいたほうが良い。
私も外国のワールドで何人も遭遇した。
けっこう荒らしは多い。
日本人ワールドはどの程度荒らしがいるのかは今のところ不明である。

日本人ワールドの注意点

VR Chatを楽しむには日本人ワールドに参加するのが手っ取り早い。
日本人がたくさんいて会話を楽しんでいるワールドが無数にある。

コミュニティも活発で、初心者を案内している人やイベントに誘ってくる人が多い。
だから初心者でもコミュニティに入っていけるようになっている。

だが、VR Chatの操作方法については、ある程度勉強しておいた方がいい。
イベントなどは初心者用のイベントもあるが、その初心者も操作にはある程度慣れている人たちである。
だから完全な初心者で、操作方法がわからないとイベントで嫌な思いをすることもある。

フレンド申請

たとえばフレンド申請だ。
VR Chatにはフレンド申請というのがあって、これを行うと他のユーザーとフレンドになれる。
フレンド申請は送られてきたら許可するかあるいは拒否しなければならない。
だからフレンド申請の許可方法を知っておかないと、申請されたときにどうしたらいいのか困ることになる。

フレンド申請を放置すると相手は嫌な思いをすることもある。
だからこの辺の操作方法についてはあらかじめ知っておいた方がいい。

設定

VR Chatのデフォルト設定だと例えば他のアバターに極端に近づくとそのアバターが消えるようになっている。
これは設定でオフにすることができる。

ユーザーの中には他のアバターに接近して頭をなでたりしてコミュニケーションを取ってくる人がいる。
そうするとアバターが近づいて消えてしまうと、一方は離れて表示させようとする。
これをすると相手によってはコミュニケーションを拒否されたと思って不快な思いをするユーザーもいる。
だからVR Chatの設定ではこのアバターの近接の設定はオフにしておいたほうがいい。

ほかにも容量の多いアバターは表示でフォールバックすることがある。
フォールバックとは容量の低いアバターにモデルを置き換えるというものだ。
デフォルトでは中ぐらいのアバターを表示するようになっている。
日本人ワールドではクオリティの高いアバターを使っている人が多い。
そのためデフォルト設定だとフォールバック表示になることが多い。
だからフォールバックしないように設定で許容量を大きくしておいたほうが良い。

イベント

ユーザーの中にはイベントを主催して開催している人もいる。
ワールドにいるとイベントに誘われることがある。
誘いに乗ってイベントに参加すると、色々な人と話すことができる。

だが基本的な操作方法についてはあらかじめ知っておかないといけない。
たとえばイベントでは記念撮影をすることがある。

そうするとカメラの操作方法を知っておかないと自分用の撮影ができない。
記念撮影ではみんなが集まってみんなの撮影を待機するという形式を取っている。
だから自分の撮影にとまどってしまうと、他のユーザーを待たせることもある。
いつまでも待たせると、当然他のユーザーからの好感度は下がる。
これには注意が必要だ。

リアル世界の体の動き

VRのヘッドセットなどは顔の向きなども再現できる。
だからリアル世界で体を動かす場合はその動きがVR世界に伝わっていないか注意が必要だ。
体を揺すったりすればその揺れは再現される。

VRが面白くて体を揺すっていたら相手にキモがられた、なんてことも起こりえる。
VRヘッドセットは普通のゲーム端末とは違うので注意されたい。

ワールドのお気に入り登録

気に入ったワールドはお気に入り登録することができる。
この方法は知っておいた方が便利である。
ワールドを紹介されて気に入ったら、そのワールドはお気に入り登録しておくといいだろう。

せっかく紹介してもらったワールドもお気に入り登録しておかないとどこだったか忘れてしまうことになる。

アバターのお気に入り登録

3Dのアバターはお気に入り登録することができる。
ワールドによってはワールドの中でいくつか好きなアバターを選ぶことができるようになっている。
そうすると自分の姿を変えることができる。
鏡を使うとその場で姿を確認できる。

このアバターはお気に入り登録ができる。
だが、アバターの中には無料のものもあるが他のワールドでは使ってはいけないものもある。
だからそのアバターが他のワールドで使えるかどうか確認した方がいいだろう。

コミュニティの常連ユーザー

VR Chatの日本人ワールドの常連ユーザーは初心者の人をコミュニティの輪に入れようとしてくれる。
こういった誘いを断るかどうかは自分次第だ。
常連もそこまで相手がどの程度の初心者ユーザーなのか把握していないことが多い。
だから初心者を場違いなイベントに誘ったりする事故もある。
この辺は自己防衛で自分がどうしたいかちゃんと決めておいたほうが良いだろう。

おわりに

今回はVR Chatの注意点を書いてみた。
これからVR Chatを始めようとしている人の参考になれば幸いである。

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