仕事のやる気が出ないあなたも素敵です

430, 2022-03-16

目次

仕事のやる気が出ないあなたも素敵です

毎日の仕事が続いていると、やる気が出ない日というのもある。
やる気が出ないと仕事に手を付ける気にならない。
まったくやる気が出ない。

しかし仕事はやらないといけないから、何とかしたい。
困ったものだ。

この記事では「仕事のやる気がでない」について考えたいと思う。

関連記事

「やる気」の定義

まず「やる気」の言葉の定義から行いたい。
「やる気」とは以下の意味を持つ。

  • 物事を行おうとする気持ち、欲求などを意味する表現。

つまり何かを行おうとする場合に、その気持ち、欲求としてあるのがやる気だ。
「よし、やろう」というのはやる気がある状態で「なにもやりたくない」というのはやる気がない状態だ。

やる気はどこから湧いてくるか?

やる気はどこから湧いてくるのだろうか?
定義によると「やる気」は欲求の一種である。

欲求とは「ほしがり求めること」を指す。
つまり何かを欲しがって求めているから、やる気が出るわけだ。

人間の欲求に代表されるのは↓の3つである。

  • 食欲

  • 性欲

  • 睡眠欲

これらの人間の根源的な欲求はわかりやすい。
たとえば腹が減っていると食欲が出て「メシを食べたい」やる気が湧いてくる。

性欲であればムラムラしてきたら「セックスしたい」というやる気が湧いてくる。
睡眠であれば「眠りたい」というやる気だ。

これらの人間の根源的な欲求は、人間が生きていく上で自然に湧いてくるものだ。
では仕事の場合はどうなのか?

仕事のやる気はどこから湧くのか?

仕事のやる気は「よし、仕事やるか」というやる気だ。
これは食欲とも性欲とも睡眠欲とも違う。

仕事のやる気はいったいどういう欲求なのか?
これは定義が難しい。
なぜなら人によって違うからだ。

たとえば仕事が楽しいと思っている人にとって、仕事のやる気は「楽しいからやる」というやる気だ。
いっぽう仕事が楽しくない人にとっては別のやる気が必要になる。
多くは「お金を稼ぐ」というやる気かもしれない。
あるいは社会的地位の向上や社会貢献、他者貢献やスキルアップなども理由になるだろう。

この仕事のやる気について整理すると

  • お金を稼ぐため

  • 社会的地位のため

  • 社会貢献のため

  • 他者貢献のため

  • 楽しいため

  • 暇つぶしのため

  • スキルアップのため

などが理由としてあげられる。
皆さんもどれかに該当するだろうか?

つまり仕事のやる気とは、仕事をする動機と大きく関わってくることになる。
自分の仕事の動機を明らかにすると、やる気の源泉がわかってくるかもしれない。

動機はあるけどやる気が出ない

先ほどあげた動機のリストの中に自分の仕事の動機が含まれているならば、やる気が出ないのは単純な話だ。
人間には「作業興奮」という興奮機能がある。
これは作業をしていると出てくる興奮だ。

いわゆる「やる気がある」状態と言うのは、この作業興奮が出ている状態である。
仕事や活動を行う動機を持っているのであれば、やる気の源泉はあるわけである。
ということはあとはこの作業興奮を出せるようにすればいい。

作業興奮はどうすれば湧いてくるのか?

作業興奮は、作業をしていると湧いてくる興奮である。
これは脳の「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる部位が作業に反応することで生まれる。

側坐核は刺激を受け続けるとアセチルコリンを出す。
これは神経伝達物質の一種だ。

より具体的にはこのアセチルコリンは「筋肉」を動かすことで出るようになる。
つまり筋肉を動かすことを意識すればいい。

キーボードにタイピングするのも指の筋肉を使うことになるので、アセチルコリンが分泌される。
あるいは仕事前に筋トレ、ジョギング等の運動をするのも効果的だろう。

アセチルコリン

アセチルコリンは覚醒作用と賦活(ふかつ)作用がある神経伝達物質だ。
覚醒作用は「目覚めさせる作用」で、賦活作用は「作用や活力を上げる作用」である。
神経細胞のシナプス部という突起部分から放出される。
神経細胞間で情報を伝達する重要な役割を持つ物質である。

筋肉を使うことでこのアセチルコリンが分泌される。
アセチルコリンは神経細胞間で伝達され、次々に神経が刺激されるようになる。
そうすると刺激された神経細胞が活動し、結果的にやる気が引き起こされる。

やる気を出したいのであればとにかく筋肉を使って興奮することである。

やる気の維持と仕事

アセチルコリンが出てやる気が湧いてくると、仕事に向き合う力が生まれる。
そうすると仕事の作業をこなすことができるようになってくる。

アセチルコリンが出ている間は仕事もスムーズにこなせるだろう。
だが仕事を続けると肉体的な疲労が出てくる。
疲労は身体に影響を与えるので、適度(50分ごとに10分間)な休憩を取ったほうがいいだろう。

休憩を取ったほうがトータルで活動できる時間は増えるのが普通だ。
無理に身体を追い込んでアセチルコリンのおもむくまま疲労を蓄積するのは下策と言える。

休憩を行うとアセチルコリンは減少するが、これを再び出すにはやはり作業をしなければならない。
つまり「やる気がでない」状態から「作業をしている」状態に持って行って、そこから「やる気がある」状態にするのが一般的な方法だ。

  • やる気がでない状態

  • 作業をしている状態

  • やる気がある状態

やる気がある状態に移行するには、この作業をしている状態に身体を持ち込まなくてはならない。
多くの人はここで困っていると言える。
これの対策について具体的に書きたいと思う。

作業をしている状態に身体を移行する

作業興奮を得るには作業をしている状態に身体を移行する必要があることがわかった。
ではどのようにこの状態に移行すればいいのだろうか?

やる気が出ない状態をがまんして無理やり作業を始めるのも良い方法だ。
しかしもっと簡単な方法がある。

行動心理学では「フットインザドア」というテクニックがある。
これは相手と交渉をする場合、小さな要求から行うと交渉が通りやすいという方法だ。

今回の交渉相手は自分自身である。
自分自身にフットインザドアで交渉を行う。

「まずはこの小さいタスクから」

とか

「デスクの前に座る」

とか

「キーボードをタイプする」

などの小さいタスクを自分に課すようにする。
こうすると作業の入口のハードルが低くなるので、作業に移行しやすくなる。

私の例で言うと、私はブロガーだがブログには「キーワード選定」という作業がある。
これは記事のキーワードを選定するのだが、私はやる気が出ない時は

「デスクに座り、キーワードを1つ選定する」

という小さいタスクを自分に与えるようにしている。
こうするとスムーズに作業に移行しやすい。
「1つだけならやってみるかぁ」とめんどくさいながらも作業に移行するのだ。

そうするとキーワードを調べている間にキーボードをカタカタタイプするので、作業興奮が生まれる。
よって、そのまま記事を書く作業に入ればいいことになる。

おわりに

今回は仕事のやる気が出ない場合について考えてみた。
「やる気が出ない」というのはネガティブなものだが、これは人間が生物である以上自然な姿だ。
つまりやる気が出ない状態というのは生物としての根源的な姿であるということになる。
つまりこの姿をしているあなたも十分素敵だということだ。どうか恥じないで欲しい。
以上、あなたの仕事がうまくいくことを願う。

(^ _ ^)

やる気がでなけりゃ

(・ v ・)

作業をしよう



この記事のアンケートを送信する