ブログのコツ(ブログ歴3年のブロガーが伝授)
- 作成日: 2022-06-23
- 更新日: 2023-12-25
- カテゴリ: ブログ
ブログのコツ
筆者はブログを始めてもう3年になる。
3年もやるとかなりノウハウが溜まってきた。
今回はブログのコツを書いていきたいと思う。
ブログのコツがわからない人はこの記事を読めば大体わかる。
非常にお得な記事にしておいた。
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ブログはキーワード選定から始める
ブログは何から始めるべきか?
というところだが筆者はキーワード選定から始めるようにしている。
キーワード選定とは記事のテーマを決めることを言う。
このキーワードによって記事の内容が決まると言ってもいい。
なぜキーワード選定をするのか?
それは世の中の需要に対して記事を供給するためである。
需要のない情報の記事を書いても得るものは少ない。
需要あっての記事だ。
- 読まれる記事は需要がある
- 需要を見つけるためにキーワード選定を行う
だからその需要を見つけるためにキーワード選定を行う。
ブログで一番大事と言ってもいいのがこれである。
自分の書きたい題材を1つ考える
キーワード選定のやり方だがまず自分の書きたいものを1つ選ぶ。
たとえば「プログラミング」だったとしよう。
これは筆者がプログラミングに関する専門知識があるからだ。
専門知識が無くても自分の好きなものを選んでもいい。
- 専門知識があるもの
- 好きなものを1つ選ぶ
この作業はキーワード選定の入り口の作業だ。
頭をひねり1つキーワードを考える。
このキーワードから続くキーワード選定の作業が必要になる。
だからこの作業はさぼることはできない。
ラッコキーワードで題材を検索する
キーワードを1つ選んだら次にそのキーワードをラッコキーワードで検索する。
ラッコキーワードは入力されたキーワードから関連するキーワードを一覧で出力してくれる。
「プログラミング」と入力するとプログラミングに関連するキーワードの組み合わせが一覧で出てくる。
このキーワードの一覧の中から実際に書く記事のテーマを選ぶ。
たとえば「プログラミング 独学」だったらプログラミングの独学に関する記事を書く、という具合だ。
自分の興味のあるもの詳しいものを選べばいい。
キーワードプランナーでキーワードのボリュームを調べる
キーワードの組み合わせを選んだら次にそのキーワードをGoogle広告のキーワードプランナーで調べる。
キーワードプランナーでは特定のキーワードの検索ボリュームを調べることができる。
キーワードプランナーはGoogle広告のツールの1つだ。
Google広告を使うにはGoogleアカウントが必要になる。
ログイン後、Google広告からツールを開きキーワードプランナーを選択する。
たとえばキーワードプランナーで「プログラミング 独学」を検索すると「月間平均検索ボリューム 1万~10万」と出てくる。
これは月間にそのキーワードを検索している人たちがそれぐらいいるということだ。
ここでキーワードのボリュームが低すぎる場合はキーワード選定をやり直す。
目安としては10~100か100~1000ぐらいがいいだろう。
この辺は競合も少ないので検索上位を狙うことも可能だ。
1万以上になると競合が増えて競争が熾烈になってくる。
もちろん見返りも多いのでこの辺はバランスを考えて選ぶといいだろう。
ブログの記事の書き方
ブログの記事の書き方は良く知られた方法がある。
だけど一番大事なのは量をこなすことである。
量をこなさないと書き方は身につかない。
100記事ぐらいは序の口だと覚えておこう。
- 量をこなす
- 100記事は序の口
ブログの記事ではまず最初にタイトルを決める。
タイトルの決め方から見ていきたいと思う。
タイトルの決め方
ブログの記事のタイトルの決め方だがまず鉄則として↓の2つがある。
- タイトルにキーワードをすべて含める
- 検索して重複していないタイトルを選ぶ
ユーザーは検索エンジンでキーワードを検索している。
だから記事のタイトルにキーワードが入ってないと検索にヒットしない。
そうすると誰も見てくれないので注意しよう。
それから記事のタイトルは他のブログの記事とかぶってないかチェックしておこう。
特に検索結果の1ページ目に自分の考えたタイトルが現れないか確認する。
かぶっていたら別のタイトルを考える。
記事のタイトルは早い者勝ちなのだ。
文字数の目安
ブログの記事の文字数の目安はとりあえず3000字を目安にするといいだろう。
筆者もこの文字数を目安にしている。
- 目安は3000字
理由としては特にない。
というのも、検索エンジンは文字数についてはそのアルゴリズムが不明なところが多い。
400字ぐらいの記事が検索上位に来ることもあれば10000字の記事が上位に来ることもある。
だが割合としては文字数が多い方が検索上位になりやすい気がする。
特に専門的な内容の記事で文字数が長いと検索で上位になりやすい傾向がある。
文字数が少なくて専門性もない、となると検索上位にはなかなかならないので注意しよう。
設計ありと設計なし
ブログの記事を書くときに記事の設計をする場合と設計をしない場合がある。
一般的には質の良くて文字数が多い記事を書きたい場合は設計をすることが多い。
私は設計無しの記事も書くことが多いが、これは息抜きで書いている。
ちゃんとした記事を書きたい場合は設計をしたほうがいいだろう。
- 質の良い記事では設計は必須
文章は長文を書こうとするとどうしても設計が必要になる。
数千字の文章では設計はほぼ必須と言ってもいい。
設計をしたほうが楽に書けるし、質も高くなる。
では具体的な設計について見ていこう。
設計は見出しで行う
設計は見出しで行う。
見出しとは記事の目次に表示されるテキストのことだ。
たとえば「プログラミング 独学」の記事の設計だったら↓みたいに書く。
# 初心者にもわかるプログラミングの独学方法
# プログラミングを独学したい
## プログラミングを学んで他と差をつける
## エンジニアに転職する
# 具体的な独学方法はこれ
## パソコンを買う
## インターネットを契約する
## 教材を手に入れる
...
こんな感じで見出しを書いていく。
↑の#
1つの行は<h1>
の行だ。
#
2つの行(##
)は<h2>
にあたる。
この辺はHTMLの知識とSEOの知識が必要になってくるがこの記事では省略する。
↑みたいに記事の目次を書くつもりで見出しを書いて設計を行うと良いだろう。
目次に並んでいる見出しは文章を分割しているものだ。
記事の設計とは記事全体を分割することを指す。
あとはこれに物語性を加えたい場合は起承転結なども導入する。
文字数の計算方法
記事を見出しに分割したら文字数も算出できるようになる。
だいたい見出し1つにつき200~400字ぐらいが目安だ。
つまり3000字なら見出しが8~15個あれば足りることになる。
実際に書いてみるとわかるが400字を書くというのはけっこう大変だ。
この辺は自分の力量と相談して見出し1つ分の文字数を決めるといいだろう。
- 自分の力量と相談して文字数を決める
文字数を減らせば必要な見出しは増えるし、文字数を増やせば必要な見出しは減る。
この辺のバランスは経験が必要だ。
何記事も書いて自分で経験として身につけるしかない。
文章の構造
実際の記事の文章だが、これもテンプレみたいなものがある。
文章を楽に書くための「型」があるのだ。
- 文章には型がある
実際の執筆ではこの型を多用すると良いだろう。
使う型を決めてその型にそって文章を書く。
そうしたほうが文章を書くのが楽になるし統一性も出るので質も上がるのだ。
だから型を知るのは大事である。
- 型を知るのは重要である
武道なんかも初心者には型を教えることが多い。
これは型によって実力がかさ増しできるからだ。
つまり型の力によってレベルが自然と上がるのである。
だから型を知らないのと知っているのとじゃ書ける文章がまったく違ってくる。
文章力を鍛えたいなら型を学ぶと良いだろう。
PREP
文章の型の1つとして有名なのが「PREP」だ。
これは↓の4つを指す。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(事例、具体例)
- Point(結論を繰り返す)
最初に結論を書き次に理由を書く。
そして具体例を出して結論を繰り返す。
この構造の文章がPREPだ。
筆者もたまに使うが、この型は少々堅い感じがする。
上級者向けだろう。
初心者の人は次に紹介する型を使ったほうがいい。
双括型
双括型は↓の3つに文章を分割する。
- 結論
- 理由
- 結論
最初に結論を書き、そして理由を書いて再び結論を繰り返す。
この型はPREPに比べると汎用性が高い。
また後述する頭括型と尾括型とも関連性があり使いやすい。
最初の結論を削れば尾括型になり、最後の結論を削れば頭括型になる。
柔軟に他の型に移行できる点でPREPより使いやすいだろう。
頭括型
頭括型は↓の2つに文章を分割する。
- 結論
- 理由
結論を書いて理由を書くだけだ。
非常にシンプルな型だが、ブログなどではとても使い勝手が良い。
筆者も愛用している型だ。
また最後に結論を足せば双括型にもできる。
移行性があるので使いやすいだろう。
尾括型
尾括型は↓の2つに文章を分割する。
- 理由
- 結論
この型は見出しを飛び越えて前の見出しの続きを書くときなどによく使う。
前の見出しの内容を受けながらその理由を続けて書いて結論で締める、という具合だ。
頭括と尾括は組み合わせると文章にバリエーションが出て面白くなる。
筆者は頭括をよく使い、たまに尾括を組み合わせて使っている。
記事の結果を知る
書いた記事の結果はいつごろ出るのだろうか?
1日、3日?
ざんねん、もっとかかるのだ。
記事がコンテンツとして発芽する目安だが筆者の経験では大体3か月ぐらいだ。
- 記事が発芽するのは3か月ぐらいが目安
なぜそんなことを言えるのかというと、これは自分のブログの記事を観察しているとわかる。
PV数を計測してPVの増え方を観察する。
そうすると記事として突出する記事が現れるのがだいたい3か月ぐらいなのだ。
だから記事を書いたら3か月は辛抱強く待ったほうが良いだろう。
もっとももっと早くに結果が出る場合もある。
また3か月経っても記事のPVが伸びなかったらその記事はそういう運命だ。
気にせずに次の記事を書いたほうが良い。
PV数の目安
PV数の目安だがだいたい3か月ぐらいで数百PVから2000PVぐらいいけば良い方だろう。
バズる記事になると1か月で1000PV行くこともある。
このPVの目安は記事のキーワードのボリューム次第になる。
また検索エンジンの評価次第でもある。
ボリュームが大きくて検索エンジンの評価が高ければPVは高くなりいわゆるバズっている状態になる。
当たる記事の割合
当たる記事の割合はだいたい10記事に1~2記事出ればいい方だ。
だいたいそれぐらいの割合でPVが伸びる記事が現れる。
この割合を上げたい場合は記事の内容に専門性を盛り込んだほうが良い。
検索エンジンは専門性をたいへん重要視している。
- 検索エンジンは「専門性」が好物
極論を言うと論文が一番いいのだ。
論文のような根拠があり専門性のある文章がいちばん評価される(と思う)。
じっさい検索エンジンは論文を検索結果の先頭に表示することが多い。
見たことあるだろうか。
要は論文を書くつもりで記事を書くというのが一番なわけである。
もっとも論文などはそんな頻繁に書くことは難しい。
- 論文を書くのは体力がいる
ここら辺は悩ましいところである。
おわりに
今回はブログのコツを書いてみた。
この記事を読めば2~3年の時間を節約できるだろう。
読者諸君の健闘を祈る。
🦝 < ここのコツは実際に書いてみるとよくわかる
🐭 < 普遍的なものだね